0 埋めや空白埋め
アクションをドラッグアンドドロップするだけで、やりたいことの多くが実現できる Power Automate Desktop ですが、取得したデータを少し加工しようと思うと、中々思い通りにいかないこともあるかと思います。
今回はテキストデータを 0 埋めや空白埋めする方法を解説します。
コピーアンドペーストで実装
以下のコードをコピーし、Power Automate Desktop の編集画面に貼り付けることで、対象のアクションが追加されます。
1 行目が数値データの先頭を 0 埋めするケース、2 行目が文字列の末尾を空白埋めするケースです。
Text.Pad Text: 103 PadPosition: Text.PadPosition.Left PaddingText: 0 TotalLength: 10 PaddedText=> PaddedNumber
Text.Pad Text: $'''%'りんご'%''' PadPosition: Text.PadPosition.Right PaddingText: $''' ''' TotalLength: 10 PaddedText=> PaddedText
Power Automate Desktop を操作して実装
「アクションの検索」から、「テキストをパディング」と入力し、プロパティを以下のように設定します。まったく同じ名前のパラメータが 1 番目と 3 番目にありますが、1 番目が対象となるデータ、3 番目が埋める文字(0 埋めなら「0」)です。
パラメータ名 値 パディングするテキスト 対象となる文字列や変数 パディング 先頭埋めか末尾埋めを選択 パディングするテキスト 不足している文字数を埋める文字 合計長 埋める文字数 実行すると、指定した条件で文字数を埋めたテキストが返却されます。