変数の定義
今回はフロー内で値の保持・出力などに利用できる、変数を定義する方法を解説します。
「変数の設定」アクションの詳細
今回使用するのは、「変数の設定」というアクションです。
アクションは以下のパラメーターを持ちます。
パラメーター名 | 値 |
---|---|
設定 | 生成される変数名 |
宛先 | 変数に格納する値 |
コピーアンドペーストで実装
今回はサンプルとして、文字列と数値、それぞれの変数を定義するフローを用意しました。
以下のコードをコピーし、Power Automate Desktop の編集画面に貼り付けることで、対象のアクションが追加されます。
SET VarNumber TO 15000
SET VarString TO $'''こんにちは'''
Power Automate Desktop を操作して実装
「アクションの検索」から、「変数の設定」と入力します。
パラメーターを以下のように設定します
パラメーター名 値 設定 %VarString% 宛先 こんにちは 実行することで、フロー内で値の保持・出力などに利用できる変数を定義することができます。
起こりうる例外
定義する段階で記述方法についてエラーが発生することはありますが、フロー実行中にこのアクションによって例外がスローされることはありません。
ブロック処理を用意する必要はありません。