一秒未満の秒数を待機する
Power Automate Desktop には一定時間待機するアクションが用意されていますが、設定する単位は標準で「秒」になっています。
例えば、アクションに対して「20」と設定すると、20 秒待機することになります。
それでは、1 秒未満の場合はどのように設定すればよいでしょうか。
今回は 1 秒未満の時間を待機する方法を解説します。
結論
Power Automate Desktop は変数を文字列だけでなく、数値としても取り扱うことができるため、「0.2」などと入力すれば 1 秒未満待機させることができます。
コピーアンドペーストで実装
以下のコードをコピーし、Power Automate Desktop の編集画面に貼り付けることで、対象のアクションが追加されます。
DateTime.GetCurrentDateTime.Local DateTimeFormat: DateTime.DateTimeFormat.DateAndTime CurrentDateTime=> Before
WAIT 0.2
DateTime.GetCurrentDateTime.Local DateTimeFormat: DateTime.DateTimeFormat.DateAndTime CurrentDateTime=> After
Power Automate Desktop を操作して実装
「アクションの検索」から、「Wait」と入力します。
パラメータを以下のように設定します
パラメータ名 値 期間 0.2 実行することで、0.2 秒待機した後、次のアクションに移動します。デバッグモードではアクション単位の待ち時間が 0.1 秒に設定されているので、想定以上に待機する可能性があります。