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無限ループ(繰り返し処理)を実装する

Power Automate Desktop では、ウェブページやオンプレミスソフトからデータを取得するアクションが豊富に用意されています。

ただ、無料版ではスケジュール実行を行うことができません。そのため、フローを終了させず持続的に実行させ続けることで、特定のアクションを監視するような実装をされることも多いかと思います。

今回は無限ループを実装する方法を解説します。

ステップ 0 でループ

「Loop」アクションを使った無限ループの実装例です。

コピーアンドペーストで実装

以下のコードをコピーし、Power Automate Desktop の編集画面に貼り付けることで、対象のアクションが追加されます。

LOOP FROM 0 TO 1 STEP 0
END

Power Automate Desktop を操作して実装

  1. 「アクションの検索」から、「Loop」と入力します。

  2. パラメータには以下の値を設定しています。

    Loop
    指定された数のアクションのブロックを反復処理します
    パラメーターの選択
    開始値
    0
    終了
    1
    増分
    0
caution

今回の場合 LoopIndex は必ず 0 になるため、変数は作成しません。

条件式で無限ループ

「ループ条件」アクションを使った無限ループの実装例です。

コピーアンドペーストで実装

以下のコードをコピーし、Power Automate Desktop の編集画面に貼り付けることで、対象のアクションが追加されます。

LOOP WHILE (True) = (True)
END

Power Automate Desktop を操作して実装

  1. 「アクションの検索」から、「ループ条件」と入力します。

  2. パラメータには以下の値を設定しています。

    Loop
    指定された数のアクションのブロックを反復処理します
    パラメーターの選択
    最初のオペランド
    %True%
    演算子
    と等しい(=)
    2番目のオペランド
    %True%
tip

サンプルでは条件式のオペランドに%True%を指定していますが、「最初のオペランド」と「2 番目のオペランド」に全く同じ値を指定していることが無限ループの条件となるため、格納する値は文字列でも数値でも構いません。