文字化けへの対処
Power Automate ではウェブサービスやオンプレミスソフトを問わず自動化することができますが、外部データを取り扱う場合、文字コードにも注意する必要があります。
ここでは出力したファイルが文字化けしてしまう場合の対処法を解説します。
エンコード設定を確認する
「XML をファイルに書き込みます」アクションなど、取り扱ったデータを外部ファイルとして出力するようなアクションには、「エンコード」というパラメータが用意されています。
もしそのようなアクションを使って出力したデータに文字化けが発生している場合は、この「エンコード」パラメータを変更することで解決する可能性があります。
Windows のメモ帳で文字化けする場合
基本的に日本の Windows では、文字コードに Shift-JIS が標準で設定されています。
Windows にプリインストールされているメモ帳では、この標準設定が使用されるため、異なる文字コードのテキストファイルを開くと文字化けすることがあります。
出力したデータをメモ帳で開きたいという場合は、「エンコード」の設定を「ANSI」にすることで解決します。
出力したデータを再利用する場合
別のソフトに反映するためにデータを出力した場合、日本のソフトであれば「ANSI」に対応しているものもありますが、基本的には最も一般的である「UTF-8」に設定しておくことをおすすめします。