数値に桁区切りを表示する
Power Automate Desktop では数値データを変数として取り扱うことができますが、数値の桁数が大きくなってくると、見てすぐ数値が判断できなくなってしまいます。
今回は数値に桁区切りを表示する方法を解説します。
コピーアンドペーストで実装
例として、富士山の標高を数値データとして定義した後、桁区切りを追加した文字列を生成するシナリオを用意しました。
以下のコードをコピーし、Power Automate Desktop の編集画面に貼り付けることで、対象のアクションが追加されます。
SET Elevation TO 3776
Text.FromNumber Number: Elevation DecimalPlaces: 0 UseThousandsSeparator: True FormattedNumber=> FormattedNumber
SET Result TO $'''富士山の標高は%FormattedNumber%mです。'''
Power Automate Desktop を操作して実装
「アクションの検索」から、「数値をテキストに変換」と入力します。
パラメータを以下のように設定します
パラメータ名 値 変換する数値 対象となる数値データ 小数点以下の桁数 例:「2」とした場合、「3776.00」と出力される 桁区切り記号を使う 桁区切りを使用する場合はチェック 実行することで、数値データが桁区切り付きの文字列データとして出力されます。