ファイル出力
今回は取得・作成した XML 形式のデータを、ファイルに書き込む方法を解説します。
使用するアクション
Section titled “使用するアクション”今回使用するのは、「XML をファイルに書き込みます」というアクションです。
「XML をファイルに書き込みます」アクションの詳細
Section titled “「XML をファイルに書き込みます」アクションの詳細”アクションは以下のパラメーターを持ちます。
| パラメーター名 | 値 |
|---|---|
| ファイル パス | 書き込み先のファイル名(存在しない場合は作成されます) |
| 書き込む XML | 書き込む XML データ |
| エンコード | XML データを出力する文字コード |
| 書式設定 XML | 書き込むデータをフォーマットしなおす場合はオン |
| レベルごとにインデント | ネストされたノードをインデントするスペース数 |

エンコードについて補足
Section titled “エンコードについて補足”エンコードについては、選択によって文字化けが発生する可能性があります。
選択肢は「システムの既定値」(画面上は「既定値」と表示される場合があります)、「ASCII」「Unicode」「Unicode ビッグ エンディアン」「UTF-8」です。
基本的には「UTF-8」を選択することをおすすめします。Shift_JIS を前提とする古いソフトで開く必要がある場合は「システムの既定値」を選択します。
アクションを実装する
Section titled “アクションを実装する”サンプルフローをコピーアンドペーストで追加する
Section titled “サンプルフローをコピーアンドペーストで追加する”今回はサンプルとして、Google のサイトマップ情報(XML)を取得し、ファイルに書き込むフローを用意しました。
以下のコードをコピーし、Power Automate Desktop の編集画面に貼り付けることで、対象のアクションが追加されます。
Web.InvokeWebService.InvokeWebService Url: $'''https://www.google.com/sitemap.xml''' Method: Web.Method.Get Accept: $'''application/xml''' ContentType: $'''application/xml''' ConnectionTimeout: 30 FollowRedirection: True ClearCookies: False FailOnErrorStatus: False EncodeRequestBody: True UserAgent: $'''Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US; rv:1.8.1.21) Gecko/20100312 Firefox/3.6''' Encoding: Web.Encoding.AutoDetect AcceptUntrustedCertificates: False Response=> WebServiceResponse StatusCode=> StatusCodeIF StatusCode <> 200 THEN EXIT Code: 0 ErrorMessage: $'''XMLデータの取得に失敗したため、処理を中断しました。'''ENDXML.WriteXmlToFile.WriteToFileFormatted File: $'''C:\\Users\\Public\\Documents\\google-sitemap.xml''' Xml: WebServiceResponse Encoding: XML.FileEncoding.DefaultEncoding Indentation: 2なお、このサンプルでは「エンコード」に「既定値」(システムの既定値)を指定しています。日本語などを含む XML を書き込む場合は、XML.FileEncoding.UTF8(「UTF-8」)に変更することをおすすめします。
Power Automate Desktop を操作して実装
Section titled “Power Automate Desktop を操作して実装”-
「アクションの検索」から、「XML をファイルに書き込みます」と入力します。
-
パラメーターを以下のように設定します。
パラメーター名 値 ファイル パス C:\Users\Public\Documents\created-by-pad.xml 書き込む XML <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><sample>これはサンプルデータです</sample>エンコード UTF-8 書式設定 XML オン レベルごとにインデント 2 -
実行することで、対象ファイルパスに XML データが出力されます。
XML データとして指定したテキスト値は 1 行で記述していますが、書式設定 XML をオンにしておくことで、適切な位置で改行・インデントが挿入されます。
起こりうる例外
Section titled “起こりうる例外”指定したファイルパスのディレクトリが無効な場合や、XML の書き込みに失敗した場合にエラーとなります。
ブロック処理を実装しておくことをおすすめします。